プロフィール
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カメラとの出会いのきっかけは大阪万博。
マサティ少年は、オリンパスペンEES-2で撮りまくったのです。
名前:マサティ
年齢:多感な時期に大阪万博を体感
性別:男
ウェブサイトURL:http://www.geocities.jp/t911masa/
一言:クラシックギターも大好きです!!
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2009年04月27日

フジカ35が、ようやく完成です

ヘリコイド部を外してみます。

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ヘリコイドは螺子式ではなく、嵌っているだけです。

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しかし、精密に仕上げられていて、上等の茶筒のようにしっかりしています。

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ピントリングの回転により、レバーが前後し、筒が前後に連動します。

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距離計も外し、内部を掃除してはずれたパーツを貼り直します。

レンズを取り付け、ピントの確認です。


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フジカ35の場合、調整は写真の偏心螺子で微調整。

ピント確認後、距離計を調整。
距離計の2重像はとても見やすいです。

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トップカバーを取り付けの時、ピントリングはセロテープで貼り付けると嵌め易いです。

今回は時間をかけすぎてしまいましたが、やっと完成しました。
posted by masaty at 10:11| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | フジカ35M | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月24日

ビテッサに似ていますね…

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フジカ35Mは、レンズ部分にヘリコイドリングがありません。
フクトレンダー ビテッサに似ていますね。

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右手親指のあたる部分にピントリング、シャッターボタンは人差し指。
巻き上げも右親指を使い、すべて右手で操作します。

軍幹部を外すには、ピントリングの芋ねじも緩め、トップカバーとリングと一緒に外します。

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トップカバーを外してみると、
ファインダーの中に距離計用のレンズが転がっています。
また、フレーム反射用のミラーも外れています。
これがカラカラ音の原因です。

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posted by masaty at 08:04| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | フジカ35M | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月19日

レンズユニットが仕上がりました。

羽根を組み上げ、メカを仕上げます。

シャッター羽根を動かすリングを外すと、ガバナーの下にあるバネが外れています。

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これを掛けておかないと、
チャージする時に一瞬羽根が開いてしまいます。
羽根を固定するするための大事なスプリングです。

外れていた前部分を代用ビスで取り付け、

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レンズユニットが完成しました。

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posted by masaty at 23:14| 大阪 | Comment(0) | TrackBack(0) | フジカ35M | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月15日

シャッターユニットごと洗浄

シャッター羽根を動かすリングも取り外します。

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汚れが酷いため、シャッターユニットごと洗浄。

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アルコール漬けにして、スポイドでブクブクさせると、
とても綺麗になります。
細かい金属粉やゴミ等がかなり沈殿します。
随分汚れていたようです。

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不調なガバナーは、洗浄後動き始めますが、
アンクルの軸受け部分等に注油が必要です。
posted by masaty at 22:41| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | フジカ35M | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月10日

肩のこる作業です。

問題のプロペラ。

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爪が2箇所ありますが、やはり両方とも先が折れて無くなっています。


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爪を起こしてみましたが、取り付けて回すとすぐに折れてしまいます…。
さすがにこの部品だけは、
他の部品から流用しなければなりませんでした。

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posted by masaty at 18:56| 大阪 | Comment(0) | TrackBack(0) | フジカ35M | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月08日

セルフタイマー分解

次に、問題のセルフタイマー部分。

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ギアは破損していないようですが……。


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よく見ると、プロペラ状の爪が無くなっているため、引っ掛からないのです。
そのため、レバーを倒す時のチチチッの音がしません。

セルフタイマーユニットを分解してみます。

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取り出したユニット。
2本のビスを外してご覧のようにばらけてしまいました。


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posted by masaty at 23:55| 大阪 | Comment(0) | TrackBack(0) | フジカ35M | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月05日

絞り羽根の組み込み

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絞り羽根も油が回り、固着寸前。
分解掃除です。

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花びらのように美しいですね。
10枚羽根なので円形に近い絞りです。
しかし、組み上げるのは大変です。

ハサミで切れる板状の磁石を使います。
適度な磁力なのと、丸く切り取って使えるので、とても便利です。

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羽根を順番に重ねますが、最初の3枚の羽根は最後の羽根の嵌る穴が見える位置まで広げておくのがコツです。

最後の羽根を乗せ、広げておいた羽根を少しずつ戻していきます。
ご覧のとおりです。

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posted by masaty at 17:52| 大阪 | Comment(3) | TrackBack(0) | フジカ35M | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月01日

プロンタータイプのシャッター

フジカはシチズン社のプロンタータイプです。
コンパータイプと違って、捻りバネをチャージするためのシャフトが突き出ています。

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このシャフトを外さないと分解できないため、ちょっと面倒です。
シャフトに打ち込まれたピンを外します。
ここが結構気を使う部分で、
シャフトを曲げないように気をつけながらやります……。

そしてE環を外し,
ようやくシャフトが外れます。

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メカ部分が外れました。
シャッター羽根はきっちりと貼り付いています。

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posted by masaty at 19:11| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | フジカ35M | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月29日

身近な素材が結構役に立ちます。

レンズ部分から分解します。

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レンズブロックを外すには、内側のカニ目リングを外します。

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このフジカの場合、写真のようにカニ目外し用ラジオペンチが入らない位置で止まっています。

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時々このようなケースがありますが、専用工具がないため、写真のような物を自作します。

素材は太目の釘です。
カニ目リングの直径と同じ長さに切り、カニ目の溝に嵌るように加工します。
レンズに傷をつけないように養生してから、このシャフトをペンチで挟んで使います。
posted by masaty at 15:46| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | フジカ35M | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月27日

ジャンクでもレンズが綺麗です。

ジャンクですが、レンズはとても綺麗です。
定評あるレンズだけに、ボディが治ればすばらしいカメラに蘇ります。

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レンズの前部分が外れています。

ビスが外れて、なくなっているようです。

また、カメラを振るとカラカラと音がします。
軍艦内で何か外れています。

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セルフタイマーがスカスカで引っ掛かりがありません。
ギアが破損しているかも・・・・・・。
シャッター羽根は完全に固着しています。



posted by masaty at 17:56| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | フジカ35M | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月24日

優れたレンズのフジカ35Mですが……

先日、オークションで手に入れたカメラです。

フジカ35M。
ユニークな構造と優れたレンズが搭載され、
以前から探していたカメラだったのです。

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レンズは、定評あるフジノン45mmf2.8。
クセノタータイプと言うことで、かなり優秀なものです。
それが、なんと落札価格たったの300円。
ちょっと前までは、こんなことはなかったと思います。

このところ、銀塩カメラの価格は下がり続けています……。


posted by masaty at 01:12| 大阪 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | フジカ35M | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする