プロフィール
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カメラとの出会いのきっかけは大阪万博。
マサティ少年は、オリンパスペンEES-2で撮りまくったのです。
名前:マサティ
年齢:多感な時期に大阪万博を体感
性別:男
ウェブサイトURL:http://www.geocities.jp/t911masa/
一言:クラシックギターも大好きです!!
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2009年08月17日

部品が少なく、意外と調整しやすいカメラです。

レンズブロックを取り付け、作動具合の確認です。
IMG_5961.jpg

シャッターボタンを押し、
巻き上げギアが板バネから落ちるのと同時にシャッターが切れるように
タイミングを調整しなければなりません。

IMG_5962.jpg

シャッターボタンの穴にドライバーを突っ込んで
シャフトをねじ込み、調整します。

レンズをバルブにして、無限大の調整です。

IMG_5964.jpg

分解前と狂いがなく、フォーカスダイヤルも調整不要でした。


最後に距離計を調整。
ここは、分解すると必ず狂ってしまいます。

IMG_5965.jpg

上下、左右を調整して、完成です。



IMG_5966.jpgIMG_5967.jpg

シャッターボタンを押すと、勢い良くレンズとプランジャーが飛び出します。
ショックを和らげる機構が無いので、連動レバーが変形する恐れがあります。
プランジャーとレンズ部分に手を添えて、開くようにしたほうが良いでしょうね。



posted by masaty at 22:29| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | フォクトレンダー ビテッサT型 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月15日

底蓋の取り付け

シャッターボタンのシャフトをパイプに嵌めて、
底板を取り付けます。

IMG_5958.jpg


プランジャーを押し下げ、
巻き上げ具合を確認します。

IMG_5959.jpg

プランジャーを一度作動させるとると、
ギアが板バネの上に乗り上げ、
その後作動させてもギアは空回りして、
スプロケットは動きません。

IMG_5960.jpg


シャッターボタンを押すと、
板バネが押されてギアが下に落ち込みます。
これで正常に作動しています。

 


 

posted by masaty at 22:24| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | フォクトレンダー ビテッサT型 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月13日

観音扉部分の組み立て

シャッターボタンにつながるシャフトです。

IMG_5936.jpg


ギザギザのついた板は、
レリーズタイミングを微調整出来るようにねじ込まれています。

IMG_5946.jpg

この板は扉の内側の溝にはまって、
シャッターユニットのレリーズレバーを作動させます。

IMG_5948.jpg IMG_5949.jpg

プランジャーのレバーも扉の内側の溝に嵌り、

IMG_5950.jpg

プランジャーを押し下げることによって
シャッターユニットのチャージレバーをセットします。

IMG_5951.jpg IMG_5952.jpg


ねじり棒のセッティングです。

IMG_5955.jpg

捻り棒のピンが左側に来るようにプランジャーに差し込みます。

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posted by masaty at 23:30| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | フォクトレンダー ビテッサT型 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月12日

古いグリスや埃の洗い落とし

このビテッサは巻き上げが不良です.

でも底板、鋼球とパイプ、プランジャーなど、古いグリスを綺麗に洗い落とせば
だいたい直ってしまいます。
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パイプの中に11粒の鋼球が入っています。これを取り出し、
パイプ内部を掃除し、再び詰め直します。

IMG_5953.jpg

プランジャーに付いているギアですが、ここの動きが悪いため、2重巻き上げになったりします。
洗浄によって
シャフトの間がスムーズに動くようになりました。
これで、ネジリ棒が反時計回りすると、ギアがピンに押されて一緒に回転し、
時計回りするとピンはギアの山をすべり、空回りします。
巻き上げ不良もこれで改善します。

IMG_5954.jpg


ギアのカム部分にカウンターレバーが当たり、一回転で一目盛り進みます。

posted by masaty at 00:02| 大阪 ☁| Comment(1) | TrackBack(0) | フォクトレンダー ビテッサT型 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月09日

シャッターユニットが完成

絞りの分解です。

IMG_5921.jpg

絞りリングと本体の擦れる部分が固着しています。
グリスが固まって引っ付いていました。

IMG_5922.jpg

写真のようにこのリングは
ビスの留まる部分が僅かに歪んでいます。

この歪は絞りリングがスカスカに回らないように工夫されているのでしょうか……。

シャッターユニットが完成です。

 
posted by masaty at 16:14| 大阪 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | フォクトレンダー ビテッサT型 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月05日

シンクロコンパー分解

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シャッターはスローが粘り気味。
羽根には油は回っていないようです。
ガバナーの掃除、注油で分解なしで直りますが、
絞りリングは非常に硬くて回せません。
絞りリング修理のためには、シャッターユニットを外さないといけないので、
結局ユニットをすべて分解することになります。

IMG_5914.jpg

本家のシンクロコンパーシャッターです。

前回のコニラピッドやセイコーラピッドなど、日本のメーカーがお手本にしたシャッターですね。

IMG_5919.jpg


シンクロを外し、メカシャーシが外れます。

IMG_5920.jpg



シャッターの羽根は綺麗ですね。
絞りを分解するついでにシャッターも分解します。

IMG_5930.jpg

シャッター羽根の駆動リングも分解し、掃除、注油します。

50年以上経っているとは思えないほど綺麗です。
仕上げが美しく、作動部分はとてもスムーズ。かなり精度の高いつくりなのでしょう。

posted by masaty at 22:40| 大阪 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | フォクトレンダー ビテッサT型 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月01日

フイルムを安定させる構造です

底蓋にフイルム圧板が付いていますが、
上部にピンが見えます。

IMG_5909.jpg

このピンを押し込むと、
圧板が飛び出してきます。

IMG_5910.jpg

本体側にこのピンを押さえるレバーが付いています。

IMG_5912.jpg

プランジャーを押し込んでいるときは、フイルムが巻き上がっている途中です。
その間は、レバーに力は掛からず、フイルム圧板は引っ込んだ状態に保たれます。

巻上げが完了して、プランジャーが上がると、
IMG_5913.jpg

レバーが下がり、圧板のピンを押し込み、圧板が飛び出します。

フイルムが送られるときは圧板を緩くして送りやすくし、
シャッターを切るときには、圧力が掛けられ、
フイルム面は、より平面に保たれています。

古いカメラですが、とても良く考えられた構造で感心しますね。

posted by masaty at 23:00| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | フォクトレンダー ビテッサT型 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月30日

ファインダーを外す。

ボディは随分シンプルになってきました。
残りはファインダー部分。
距離計を外してみます。

IMG_5827.jpg

3本のビスでカバーが簡単に外れました。

アームとミラーが付いていて、
カバー自体が距離計でした。

IMG_5829.jpg

ついでにファインダーも外します。
これも2本のビスで外れました。

IMG_5832.jpg

プリズム貼り合わせになっています。

前面は蛇腹のみです。

IMG_5834.jpg

部品点数も少なめで、
思った以上にシンプルです。

posted by masaty at 23:19| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | フォクトレンダー ビテッサT型 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月27日

レンズシャッター部分、観音扉を外す。

シャッター部分を外します。
裏側から、まずレンズを外し、

IMG_5815.jpg

カニ目リングを外します。
表側から簡単にシャッターユニットが外れます。

IMG_5816.jpg

観音扉のフレームの奥に蛇腹が見えますが、
シャッター部分を外すことによってフレームから分離しました。

観音扉を外すのに、トップのコロの部品を外します。

IMG_5817.jpg

扉部分が外れました。

IMG_5818.jpg
ボディには、蛇腹が取り付けられています。
スプリングカメラと構造的に似ています。

扉のフレームには3本のスプリング。
ヘリコイドの役割を果たしています。
先ほど外したコロが前後に移動することによって、
扉の付いたフレームごと前後に動きます。


バランス的には4本あるべきものと思うのですが……。
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posted by masaty at 23:12| 大阪 ☁| Comment(1) | TrackBack(0) | フォクトレンダー ビテッサT型 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

プランジャーの働き

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プランジャーの中には長いスプリングと、このねじり棒が入っています。
プランジャーを押し込むと、
IMG_5813-2.JPG

ねじり棒は、反時計回りに回転します。このとき、シャフトに突き出たピンに押されて、
ギアも回転し、スプロケットに伝わります。

IMG_5814-2.JPG

押し切って離すと、ねじり棒は反対の時計回りに回りだします。
シャフトのピンは、ギアのなだらかな山を滑ってギアは空回りします。
空回りしながらギアは上方向に押し上げられ、

IMG_5811.jpg

矢印の板バネの上に乗り上げます。
この状態ならば、ギアはいつも空回りし、
プランジャーの上下に関係なく、巻き上がることはありません。

シャッターボタンを押すと、

IMG_5812.jpg

板バネが押し込まれ、ギアが落ちてきます。
落ちたギアはねじり棒のピンに嵌り、再びねじり棒と共に回転します。
posted by masaty at 00:52| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | フォクトレンダー ビテッサT型 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月22日

管と鋼球

先ずトップを外すのですが、
裏蓋を外して2本のビスを外すと、簡単に外れます。

IMG_5805.jpg

正面はこんな感じ。
距離計がカバーされていて、内部はスッキリしています。
フォーカス用のコロが見えます。
コロを前後させると、扉ごとレンズが出入りします。

IMG_5806.jpg


レンズ部分や巻上げ機構を分解するため、底板を外してみます。

IMG_5807.jpg

底板を外すと、観音扉部分がグラグラになります。
これを外すために、
後ほどトップのコロの部品、蛇腹に繋がるレンズ部分を外す事にします。


外した底板には、
珍しい部品がへばり付いています。

L字に曲がった管です。
なんと、数個の鋼球が管の中に並んで入っています。

IMG_5808.jpg

シャッターボタンに繋がるシャフトがこのパイプに嵌っていて、
シャフトを縦に押し込むと、
観音扉を開く爪や、巻き上げ機構に係わる板が横方向に動きます。

良く出来ていますね。

posted by masaty at 23:22| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | フォクトレンダー ビテッサT型 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月19日

ユニークな構造

ビテッサはユニークな構造で有名です。

レンズ側から見て右側の煙突のような棒が巻き上げレバーです。
しっかりと押し込むと、巻き上げチャージが完了します。

IMG_5796.jpg

この棒をプランジャーと言われていますが、
シャッターを切らなくても何度でも押し込むことが出来ます。
通常は、シャッターを切らなければ、スプロケットは回転せず、カウンターも進みません。

ところが、これは常に回転して、カウンターが進み続けます。
巻き上げ関係が不調です。


とりあえず、シャッターを押すと、

IMG_5798.jpg

一応切れていますが、スローが粘り気味ですね……。

ぴんと合わせは、右手の親指に掛かるところにあるダイヤルを回します。

IMG_5800.jpg

http://masaty.seesaa.net/archives/20090424-1.html
先日修理したフジカ35Mが参考にしたであろう構造です。

底蓋を開けると、矢印のところにピンが出ていますが、
とてもよく出来た構造です。

IMG_5802-2.jpg

巻き上げ始めると、ピンがあがり、底蓋についているフイルム圧板が引っ込みます。
巻上げが完了するとピンが下がり、圧板が出てきます。
つまり、チャージが完了後、フイルム平面性を良くするため、しっかりと押さえつける訳ですね。

posted by masaty at 23:05| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | フォクトレンダー ビテッサT型 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月18日

びっくり箱カメラ

フォクトレンダーのビテッサです。
角が丸くて、やさしい手触り。キャノンデミも似た感触です。

IMG_5793.jpg

シャッターボタンを押すと、
瞬時にして下の写真の状態。

IMG_5795.jpg

まるでびっくり箱のようです。

ボタンと反対側からシャフトが飛び出し、
正面の観音開きの扉が開いてレンズが前に出てくるのです。
しかし、すごい衝撃音です。

ドアが開く時に手を添えて、そっと開いてあげないと壊れそうです。

IMG_5802-1.jpg

ファインダー接眼部分です。
3.3ftから∞の矢印がありますが、
接眼レンズがその矢印通り動くのです。

手動でパララックスを補正する為の物なのですね。
レンズの移動距離は2ミリくらいですから、中間は距離が曖昧で使えません。
通常撮影は∞の位置。近接撮影時は3.3に合わせるのでしょう。

手動補正つきなのでビテッサT型です。
posted by masaty at 00:19| 大阪 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | フォクトレンダー ビテッサT型 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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