プロフィール
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カメラとの出会いのきっかけは大阪万博。
マサティ少年は、オリンパスペンEES-2で撮りまくったのです。
名前:マサティ
年齢:多感な時期に大阪万博を体感
性別:男
ウェブサイトURL:http://www.geocities.jp/t911masa/
一言:クラシックギターも大好きです!!
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2010年04月20日

ペンSのファインダー

ペンEEタイプは、露出計が組み込まれているため、
スペース的な問題で逆ガリレオ式になっています。
ペンSのファインダーは
とても見やすい採光式ブライトフレームファインダーです。


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 ブライトフレーム枠、ハーフミラー、レンズを掃除すると、
クリアーなファインダーにフレームが浮き上がりました。

発売当時のカタログを見ると、
ポケットマネーで買えるペンS 
と書かれています。

ペンEESよりも随分安かったのです。

ペンEEに比べて、贅沢なシャッターユニットやファインダーに
コストが掛けられています。
しかし当時は、セレン露出計などのEE機構の方がかなり高かったのですね。

posted by masaty at 23:07| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | オリンパスペンS2.8 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月14日

シャッターユニットが完成

前回に分解した
溝とリングとの接する面は
精密に仕上げられています。

今ままでペンを分解した中で、
粘った羽根を綺麗にして組み立てても
動きがぎこちなくなることがありました。

大抵がこの部分で不調になるようです。

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精密面を傷をつけないように綺麗に掃除し、
動きがスムーズになるように
鉛筆の芯を塗りこみました。

確実に動くことを確認してから組み上げます。


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シャッターが完成。


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posted by masaty at 23:56| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | オリンパスペンS2.8 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月09日

シャッターユニットをバラバラに分解

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チャージ部分にリングが嵌っています。
無くさないように外しておきます。

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メカ部分を抜き取り、シャッター羽根を外します。


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ガバナー。

1/8スローシャッターが切れるのも
この部分のおかげです。

裏返すと、羽根を動かすリング。
ユニットの溝にはまっています。
これを外すには、

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ピンク矢印の羽根を閉じる方向にテンションをかけているスプリングを外し、
シャッター開閉カムから伸びている赤矢印の腕を浮かして
リングを半時計周りに目いっぱい回すと、
抜き取ることが出来ます。


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posted by masaty at 23:37| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | オリンパスペンS2.8 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月08日

歯が痛い……

修理に熱が入るとどうしても肩がこってしまいますね。
肩がこると、歯茎が腫れたり痛んだりします。
数年前に治療してもらった奥歯に傷みを感じるようになり、
ちょっと休憩していました。
歯医者へ行ったほうが良いのかなぁ…。



取り外したユニットです。

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シャッターの開き具合が悪く、
粘っている感じ。

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距離環を外し、
レンズ部分が外れます。

絞り羽根を掃除するためにレンズ前群を外しています。

IMG_6635.jpg

ヘリコイドの筒を外し、

シャッタースピードリングを外すと、
メカ部分が見えてきました。
35mmサイズのレンズシャッターメカを
もっとコンパクトに凝縮した感じですね。

 
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posted by masaty at 00:00| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | オリンパスペンS2.8 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月26日

シャッターユニットの取り外し

 

凹みは無く、綺麗なボディなのですが、
1群目のレンズに細かい傷が入っています。

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3150円。

シャッター不良のジャンク品です。

シャッターユニットをすべて分解し、
完璧に掃除すれば、
元の調子が蘇ります。

フイルムが無くならない限り何時までも使えるカメラです。

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ペンSの分解は、Dシリーズと全く同じです。

カウンターのカニ目螺子は、逆ネジです。

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トップカバーがファインダーごと外れます。

貼り革を剥がし、シンクロのプレートを外し、

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裏側からシャッターユニットを留めている
ビスを外し、

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シャッターチャージ部分のスプリングを外す。

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ユニットが外れます。
posted by masaty at 23:20| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | オリンパスペンS2.8 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月17日

ハーフサイズの本格的マニュアルカメラ

マサティがはじめて所有したカメラは、
ペンEES−2。
カメラ屋さんから露出オートの方が使いやすいと言うことで勧められました。
ゾーンフォーカスのピントさえ合わせば、
綺麗な写真が撮れました。

しかし、その時に他にも気になったカメラがありました。
オリンパスペンS。


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ペンSの方が価格が安かったし、
デザインがスッキリしていてEES-2よりも好きだったのです。

露出計がなく、シャッタースピード、絞り、ピントを
すべて自分で合わさなければならない。
特に露出の設定は
中学生には手に負えないと言うことだったのでEES-2に決めました。

でも、ペンSこそ本格的なマニュアルカメラだったのですね。

今になって思うと、ペンSを使っていれば、もっと早い時点で写真の面白さを発見していた事でしょう。

年月が経つにつれて、最近なかなか綺麗な固体が見つかりませんね。


分解修理することによって、
シャッター、ファインダーなど、優れた性能を実感できます。

posted by masaty at 23:13| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | オリンパスペンS2.8 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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