プロフィール
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カメラとの出会いのきっかけは大阪万博。
マサティ少年は、オリンパスペンEES-2で撮りまくったのです。
名前:マサティ
年齢:多感な時期に大阪万博を体感
性別:男
ウェブサイトURL:http://www.geocities.jp/t911masa/
一言:クラシックギターも大好きです!!
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2011年02月03日

劣化メッキを剥がす。


目障りな腐食部分を取り除くため、
反射ミラーを外してみましたが、
ミラーの劣化がありません。


画像 043.jpg


プリズムに
ミラーシートらしき物が貼り付けられています。

この下が怪しい……。
画像 025.jpg

プリズムを取り外してみます。

画像 044.jpg

シートを剥がします。。

画像 046.jpg

劣化していました。
少しでも見やすくするために、
黒塗りを剥がして、ミラーシートを貼られたのでしょう。

見辛いし、ピントを合わせるのも大変です。
劣化した鍍金をはがすことにします。

画像 047.jpg

鍍金は水酸化ナトリウムで簡単に剥がれます。
無理に擦ったり、磨いたりすると、
プリズム表面に傷を着けてしまいます。

画像 048.jpg

綺麗に剥がれましたが、
蒸着はコストが掛かるので、
表面鏡を貼り付けることにします。
posted by masaty at 23:55| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | オリンパス ペンF | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月02日

ファインダーが……

順番に分解。
底蓋を外しました。
FTと基本が同じです。

画像 015.jpg

前板を外すため、連結部分を外しておきます。

画像 016.jpg

トップカバーが外れました。
セルフタイマー、露出計が無いため、
FTに比べ、あっさりしています。

画像 018.jpg

前板が外れました。
ミラーが閉じたままなので、
開いてみます。

画像 022.jpg

ミラー稼動用のギアを回し、
ミラーが戻りました。

ファインダーの見え具合が、

画像 023.jpg

非常に悪い。
ピントグラスの直近のミラーが腐食しています。
とても見づらいですね。
posted by masaty at 23:01| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | オリンパス ペンF | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月01日

ミラーアップしたままのペンF

ようやく3台目です。
ペンF。


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花文字のFが美しいです。
個人的に、FTよりもFが好みです。
全反射ミラーを使っているので、
ファインダーが明るいです。

さて、このFはファインダーが真っ暗。
レンズを外すと、

画像 001.jpg

ミラーが上がったまま停止しています。

シャッター幕が戻りきっていない。

画像 002.jpg

幕を挟んでいる板が見えています。
posted by masaty at 23:33| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | オリンパス ペンF | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月30日

ミラー駆動バネのテンション

ミラーボックスと本体と合体させます。
バネのテンションの掛け方がポイントです。


IMG_7842.jpg

ねじりバネのチャージは、だいたい3/4回転前後が良好のようです。
個体差はあるかもしれませんけど。
緩々でもシャッターは切れますが、あまり緩いと、
レンズを取り付けたとき、絞りピンを押さえられ無くなり、停止してしまいます。

逆に強すぎるとバネを切ってしまう恐れもあるので、注意が必要です。

外観の程度は悪いですが、見やすいファインダー、軽快なシャッターが蘇りました。

posted by masaty at 23:56| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | オリンパス ペンF | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月22日

劣化プリズム

このペンは、ファインダーに大きな黒い点が数箇所見られます。
かなり目障りです。

IMG_7851.jpg

前所有者がおそらく汚れを取ろうと分解し、
ミラーの内側などを掃除。
しかし、肝心のシミは接眼プリズムの反射面にあり、
あきらめられたようです。

組み直したときに、

IMG_7853.jpg

ミラー押さえばねを1箇所忘れられました。
片側だけで辛うじて留められていますが……。

IMG_7854.jpg

接眼部のプリズムです。
反射面は銀蒸着され、黒塗りされています。
蒸着面の一部が劣化し、黒いシミになっています。

ファインダーの見え具合は、
写真撮影では、写りにまったく影響無い部分ですが、
写す意欲が半減してしまいます。
全所有者がシミ取りに挑戦された筈です。


蒸着面を剥がしてみます。
黒塗りを剥がし、続けて銀蒸着を水酸化ナトリウムで剥がします。

IMG_7857.jpg

一見綺麗に見えますが、劣化はガラス部分にまで及んでいます。

手荒な方法ですが、酸化セリウムで

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磨きました。

IMG_7855.jpg

劣化面はほとんど見えなくなりました。
このプリズムは入射角が45度。
蒸着がなくても全反射するので、
ミラーを貼ったり、再蒸着の必要はありません。
posted by masaty at 23:32| 大阪 ☁| Comment(4) | TrackBack(0) | オリンパス ペンF | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月19日

ペンFのシャッターユニット

これがペンFのシャッターユニット。

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これだけのユニットでスローから1/500まで
変化します。
このユニットはスローが止まってしまいます。
ガバナーの掃除によって回復するでしょう。
回転に掛かっているスプリングのテンションを
触るとシャッタースピードが狂ってしまいうので
そのままにしておきます。


シャッターユニットの反対側です。
ほぼ半円の薄膜金属板がシャッター幕です。
窓を塞いだ状態です。
これが回転してシャッター速度が決まります。

IMG_7860.jpg

通常のフォーカルプレーンシャッターは
幕速に限界があり、
先幕、後幕のスリットの幅を狭くして
見せかけの高速シャッターです。

ペンFのシャッターは回転速度を上げて
高速シャッターも全開します。
そのため、ストロボが全速で同調し、
日中シンクロが得意なカメラでした。


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掃除、注油によって快調に動き出しました。

本来の性能が戻ったようです。
posted by masaty at 23:38| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | オリンパス ペンF | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月12日

小型ミラー駆動ユニット

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ミラーを駆動させるユニットです。

小型ですね!
これだけでミラーが往復するんですね。

円形のパーツが見えますが、
ミラーを駆動させるネジリバネです。


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裏側ですね。
ミラーのシャフトが嵌る穴のあいたレバーが見えますが、
このレバーがミラーを開閉させます。
各可動部分を掃除、必要な部分に注油し、

スムーズに動くようになりました。

ここまでは分解されていなかったので一安心。
シャッターユニットも大丈夫みたいです。



ミラーが跳ね上がったときにユニットからレバーが飛び出し、

IMG_7848.jpg

そのレバーが写真の爪に当たっているレバーを押し込みます。

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押し込まれるとシャッターが開閉します。
とても解りやすい構造ですね。
シャッターユニットは、スローが粘っているようなので、
外してみます。






posted by masaty at 23:01| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | オリンパス ペンF | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月08日

パーツの一部が欠品……

底蓋を外しました。

シャッターユニットとミラーボックスとの連結部分は
分解されていないようですが、
一箇所レバーがブラブラの状態になっています。
スプリングを飛ばしてしまっったのでしょう……。

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それ以外は特に触られていないようで
ひとまず安心です。

ミラーボックスを外してみます。

前面の貼り革を敗れないように剥がします。
隠しネジが見えてきました。

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次に、

IMG_7842.jpg

シャッターレリーズと連結しているパーツを外します。

IMG_7844.jpg


これを外すだけで
ミラーボックスが前板と共に外れます。

IMG_7845.jpg

シャッターユニットが見えてきました。



posted by masaty at 23:42| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | オリンパス ペンF | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月05日

残念!分解歴のあるペンF

シャッターが切れないということで、ファインダーは真っ暗。

レンズを外してみると、

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ミラーが上がりっぱなしです。



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シャッターが戻りきれていないようです。

トップを外してみます。


IMG_7835.jpg

ミラーを押さえている板バネパーツが1っ箇所足りませんね……。
分解を試みたのでしょうか……?

また、トップカバーの程度が悪いです。

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文字の下が大きく凹んでいたのでしょう。
叩き出した痕が目立ちますね…。

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ボコボコしています。
なぜこの様になるのか理解できません。

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底蓋ですが、ネジがおかしいんです。



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マイナスの皿ネジのはずがプラスネジになっているし、



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こっち側はナベ型のプラスネジ。

部品がバラけて、適当なパーツで閉められています。

部品取りされていなければ良いのですが……。

posted by masaty at 22:59| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | オリンパス ペンF | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月03日

オークションで落札!

最近、ブログのネタが不足ぎみなので、
久しぶりにオークションを覗いてみました。

花文字Fが美しいペンFに惹かれ、入札。

最近、銀塩カメラは不人気ですが、
オリンパスペンや、一眼のペンFシリーズは根強い人気があります。

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故障品ですが、1万円以上にもなるこのFを落札してしまいました。


妻はいつものように

『潰れているのに1万も出すのか!!』

と呆れ顔。

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商品が届いて、
思った以上に程度が悪くてちょっと後悔……。
posted by masaty at 23:56| 大阪 ☀| Comment(5) | TrackBack(0) | オリンパス ペンF | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする