お預かりしているコンタックスG1。
フイルムが送られないらしい。
電池を入れてみよう。
CR2が２ヶだ。
スイッチが入り、
シャッターが軽快に切れる。
フイルムを詰めてみる。
裏蓋を閉じるとモーターの音はするが、
巻き上がってくれない。
カウンターがセットされない。
Rボタンを押しても、モーターの音のみ。
フイルムが巻き戻らないなぁ・・・。
モーターが空回りしている感じだ。
プロフィール
カメラとの出会いのきっかけは大阪万博。
マサティ少年は、オリンパスペンＥＥＳ-２で撮りまくったのです。
2015年07月11日
2015年07月08日
ヘリコイドの分解は見合わせます。
絞りの組み込みが無事終わった。
このレンズには、
ガイドナンバーの指標があり、このレバーを下げると固定できる。
距離環と絞り環が一緒に動き、
どのピント位置でも其のガイドナンバー値のストロボで適正露出になる仕組みだ。
そのため、ヘリコイドの繰り出し量が近距離ほど大きくなっている。
ちょっと複雑そうやなぁ・・・。
今回の絞りに回った油しみは、ヘリコイドグリスが溶け出していると想像したが、
周辺のパーツには、グリスの流れ込みが無く、
ヘリコイドグリスの溶け出しが見られないし・・・。
ヘリコイド具合はそれほど柔らかすぎず、適度な抵抗があるようなので・・・、
このヘリコイドは、ずれるとピントが合わなくなりそうなので・・・、
ヘリコイドの分解は見合します！
順調に作動！
ピントもバッチリ！
2015年07月06日
絞り羽根組み込み。
洗浄、乾燥した絞り羽根を1枚1枚組み込む。
最後の1枚は、最初の羽根の下へ滑り込ませる。
外したパーツを順番に戻して行く。
羽根の動きがとても軽快だ。
2015年07月02日
絞り羽根の分解。
油のまわった絞り羽根の分解だ。
前群レンズを外した本体。
絞りを押さえている部分を順番に外して行く。
絞りを微調整するためか・・・？
細長い穴になっている。
ネジの締めた痕が残っているので安心だ。
さらに分解。
ビスがニス留めされているなぁ・・・。
元の位置が判るように分解しよう。
さらに分解。
絞り羽根を押さえている円盤が見えてきた。
もう少しだ。
円盤が外れた。
油で湿っている。
分解完了。
2015年07月01日
レンズの曇りを取る
レンズを外すのだが、
100均で売っている「くっつくマット」が便利だ。
マットの片面に30粒程たこの吸盤が並んでいる。
両面で60粒以上になる。
程よい吸引力で
レンズに手を触れることなく、すっぽりと外れる。
曇っているのは一枚目のレンズの裏側だった。
光のあて具合でよく目立っている。
コーティングの劣化によるものかとも思ったが、
大丈夫だった。
クリアーに拭き取ることができた。
2015年06月27日
前群を分解
前群をさらに分解する。
レンズを押さえているリングを外す。
これも、ラッパ型のゴムが活躍する。
外れた。
しかし、更にその下にリングがある。
これを外さないとレンズが外れない。
このリングは緩み止めが施されているなぁ・・・。
同様にしてサイズの合うラッパを使い、
ちと硬かったが、
どうにか外れた。
2015年06月24日
ＧＮ ニッコール ４５ｍｍ ｆ２．８
手持ちのニコンＦブラックに装着してみた。
気軽な散歩カメラになるくらいコンパクトになる。
いい感じやなぁ・・・。
さて、いよいよ分解。
フィルターを外し、前群を外そう。
ちょっと前に手に入れたゴム。
これを使えば傷を付けることなく外す事ができる。
サイズに合ったゴムを選ぶ。
スリップしないように押さえながらまわすと
簡単に外れる。
曇り部分は、前群の内部にだった。
絞り羽根に油が廻っている様子だ。
2015年06月20日
久々にやる気満々
修理ネタに困っていたら、
あり難い事に、修理依頼していただきました。
ＧＮニッコール
ニコンのパンケーキレンズ。
レンズ周囲が薄らと曇がある。
裏返すと、
絞り羽根に油がまわっている。
ヘリコイドスカスカだということから、
グリスが溶け出して絞りに廻ってきたのだろう・・・。
コンタックスＧ１ボディ。
頑丈なチタンボディにレンズ交換可能なボディ。
ズはＡＦで動作する。
当時とても欲しかったが、入手することが無かったカメラだ。
フイルムローディング不可。
裏蓋を閉じるとモーターはまわっているが、巻き上がっていかない。
空回りしている感じだ。
2015年05月29日
コンデジの修理
知らない間に2ヶ月も経ってしまった。
記事を更新するのを怠っていたのです。
最近ではデジカメがほとんどで、記事にするほどの物が無い。
この2ヶ月で手に入れたコンデジ。
この中でパナのＦＸ-３３は製造時期が古い。
概観に傷や凹みがあるだけでジャンクになるんだね。
内部は故障無く完動品。
パナは、無難に良く写るなぁ。
キヤノンのＩＸＹ10Ｓは5年ほど前のものだ。
これは、液晶の破損。
たまたま手持ち液晶部品があり、交換して簡単に修理完了。
スマホの画面のように液晶画面がタッチセンサーになっている。
良く売れたカメラらしいが、やや暗い場所でオートで撮影すると、
粒子が粗くなってしまう。高感度の画質は悪すぎる。
ＩＳＯを１００や２００位に固定し、三脚を使えば、そこそこの写真が撮れるようだが・・・。
白ボディのソニー。
この３台の中で一番良い物だ。
パナをやや大きくしたサイズだが、このサイズで、光学20倍ズームが内装されている。
製造されて1,2年足らずと新しい。それにしても使われ方が酷かったようだ。
傷だらけでしかも落下によるアタリ、レンズ周りの凹み、バッテリー室、メモリーカード室の蓋が破損あり。
当初レンズ正面に凹みがあるため、バリアーが開かなかった。
細い金属シャフトを使って、凹みを補正する事によってバリアーが開きはじめた。
また、バッテリー蓋のロックピンの紛失や押さえが外れ、固定できなかった。
クリップの針金を加工し、蓋をロックできるようになった。
やや概観に歪な部分が見られるが、写りにまったく影響がない。
最近のコンデジはレスポンスが良く、非常に使いやすい。
ジャンクワゴンも運が良ければ、新型の物でも手に入れる事ができる。
2015年03月18日
ギアを外して調整する。
分解した。
狭いスペースと短いリード線。
メーターにつながる箇所のハンダを外すと
受光素子部分とメーターと分離できる。
大型のCDS 。其の奥は室内用、屋外用切り替えの絞りが見える。
カメラのシャッタースピード表示がずれていたため、
ギアを外し、表示をあわせてから嵌めなおした。
露出計の動き、表示は概ね良好だ。
